A bench under a willow tree next to a river

「ななの木」でのカウンセリングで一番大切にしていること、それは安心できる信頼関係を築き、維持することです。

これは、クライエントさんがカウンセラー(私)を信頼する、ということだけでなく、私もクライエントさんのことを信頼する、という双方向の信頼があってこそ成立します。

そこで「ななの木」では、クライエントのみなさまが安心してご相談していただけるような雰囲気作りを心がけています。プライバシーに配慮した穏やかな空間で、まずはしっかりとお話を聴き、必要に応じて、現状の詳細や過去の経験、また家庭環境などについて質問させていただくこともあるかと思います。もちろんお話しされたくないことを無理にお話しされる必要はありません。

このようなやり取りによって築かれた信頼関係を基に、クライエントさんとカウンセラーが共に力を合わせて、クライエントさんの生き方や生活全般に前向きな変化がもたらされる方法を見つけていきます。カウンセリングのプロセス全体を通して、クライエントさんのペースに合わせながら、悩みの解消や目標の達成に取り組むことになります。

特にクライエントさんご本人の強みであったり、すでにできていることなどに気付いたり再認識することで、プラスの要素に焦点を当てながら、できるだけ自然な形で前向きな変化をうながしていきます。

「ななの木」でのカウンセリングは、クライエントさんが自分自身の可能性に気付き、自分の人生を「自分のもの」として生きることへの選択を支援し、そしてそれが結果的に自分自身を大事にする気持ちや行動につながることを目標としています。

また「ななの木」では、心理的な悩みや日常生活におけるストレス、さらに人間関係や家庭内の問題、文化の違いやアイデンティティに関すること、新しい環境や文化への適応問題など、さまざまな個人的問題についてご相談いただけます。いわゆる「言葉のやりとり」によるカウンセリングだけでなく、クライエントさんのご希望やニーズに合わせて、音楽や箱庭などの非言語的な表現方法を取り入れたカウンセリングも行います。